第17回開催レポート

第17回CoderDojo 戸田公園を、11月6日(土)に開催しました。4名のニンジャと保護者、2名のメンターでおこないました。

ある保護者の方から、「ほかのニンジャのお子さんたちがどんなパソコンを使っているのか知りたい」というお話がありまして、ニンジャの自己紹介で、自分のパソコンの紹介もしてもらいました。

今回、参加してくれたニンジャは6年生、5年生、4年生2人で、すっかり常連さんなのでプログラミングも得意ですが、パソコンにも詳しいです。
だいたいみなさんCore i7のWindows 10の15インチくらいのノートパソコンをお持ちで、Windows11へのアップグレードにまで話が広がっていました。

あまり詳しく聞いたわけではないのですが、おうちの方と共用の方もいるでしょうし、自分専用で使っている方もいるようで、金額的には12〜15万くらいになるようです。

なぜこんな話題になったかというと、前出の保護者の方、CoderDojoの時はお父さんのパソコンを貸して使わせるようにしているのですが、持たせた方が良いかどうかをお考えのようでした。
確かに子どもに持たせるものとしては、かなり高価なものだと思います。
今は学校の授業や宿題でもパソコンが必要な時があるかと思いますが、学校で使うものはかなり性能が低いものだとも聞いています。(批判する気はありませんが、入札なんかで選ぶんだから当然かと思いますが)

一方で、CoderDojoに来てくれるお子さんたちは、AIに興味があったり、3Dゲームに興味があったり、パワーポイントでプレゼン資料を作成したり、動画制作に興味があったり、ともかく性能を求めがちです。
親としては、こうした才能を伸ばしてやりたい気持ちもあり、結局はそれぞれの家庭の問題ではあるのですが、学校や量販店以外でこういったことを相談できる場所になれるといいなと思いながらも、なかなか答えが出しにくい質問だなぁとあらためて思ってしまいました。


前置きがとっても長くなってしまいました。
今回も、発表していただいた作品を紹介します。

最初は、「会社を経営するゲーム」だそうです。

現金が10,000,000!?預貯金も含んでの金額かな?

商品を作って、販売して、売り上げが上がったら、新商品を開発してまた販売して、現金を稼いでいくようです。途中、賞をとったり、盗難にあったりといったイベントも発生します。ゲームというかシミュレーションというべきなのかな。それにしてはちょっと経費が低く見積もられすぎていないかい?

続いては、今回も、micro:bitとScratchを連携した作品が登場しました。

micro:bitを傾けると、Scratch上でペンが移動してお絵描きができます。ペイントソフトのように、ペンの色や太さも変更できるように作ってあります。
こちらに作品を共有していただきました。

それから、以前にGoogleから寄贈されたScratchを使った機械学習の本を参考に作ったプログラムを見せてくれたニンジャもいました。ここで残念なことに、今月も動画の撮影に失敗してしまいました。とても動きが楽しいプログラムだったのに申し訳ないです。次回来たときちゃんと動画を撮りますので、もう1度見せてください。今度は失敗しないので。

とりあえず、こんな写真でゴメンナサイ。

カメラで撮影した人間の顔・手・体の動きに合わせて、ガイコツの絵が動く作品です。

最後は(やはり写真だけですが)、敵の巨大(ボス?)キャラを避けながら、Scratchキャットが坂を下ったり、登ったりするゲームです。

上の方から敵キャラが降りてくるところ…

坂道の登る部分の動きにとても苦労していたようですが、しっかり完成させて見せてくれました。
狙った動きなのかわかりませんが、下るときは大股で早く、登るときは歩幅も小さくなって、コミカルですがリアルな動きに見えました。次はしっかり動画撮ります


今回も力作揃いで楽しい作品を見せていただきました。ご参加ありがとうございました。
来月は、今年最後となりますが、12月4日(土)を予定しています。よろしくお願いします。