第19回開催レポート

2022年1月8日(土)、今年最初のCoderDojo 戸田公園を開催しました。今回で19回目となりました。
新型コロナウイルス感染拡大のニュースがまた聞こえてくるようになってきた中、5名のニンジャにご参加いただきました。

今回の作品発表は、この作品から。

「回転大砲ゲーム」(Unity版)

私、メンターのイトウも作品発表させていただきました。

少し前にニンジャが作った、「回転大砲ゲーム」というScratchの作品がありまして、ScratchLinkを使用して、回転する大砲をmicro:bitで操作する。というものだったのですが、これをUnityで作ってみたいとずっと思っていて、できました。

WebGL向けにビルドしたものをこちらに置きました。
micro:bitと接続するために、Web Bluetooth APIを使用します。PCで、ChromeやEdgeブラウザを使用すれば動作すると思いますが、micro:bitをお持ちの場合は、先にこちらのhexファイルをダウンロードして、micro:bitに書き込んでください。

その後、こちらのページを開いて、左下の[Connect]ボタンを押すと、Bluetoothデバイスの一覧に、micro:bitが現れるので、選択してください。
micro:bitを左右に傾けると大砲が左右に移動、前後に傾けると砲身を上下します。Bボタンで砲弾を発射します。

なおmicro:bitがなくても、キーボードの矢印キーと’B’キーでプレイできます。スコアも時間制限もないんですが、こんなものでUnityにも興味を持っていただけると嬉しいです。


ここからは、ニンジャのみんなの作品です。

最初は、micro:bitのLEDで、カタカナ表示に挑戦するニンジャです。micro:bitのLEDは5×5列ですが、全てのカタカナのパターンを作っているそうです。
今日の時間内で全ての文字に対応できませんでしたが、完成した文字をいくつか表示して見せてくれました。カタカタとはいえ見やすさを考えながら1つ1つブロックにパターンを打ち込んでいました。

「モ」

次のニンジャは、Scratchでオンラインゲームという意欲的な作品です。
スプライトが移動するたびに、スプライトの位置をクラウド変数に保存します。それを、別のPCのScratchで読み出して、スプライトの位置を設定することで、2台のスプライトの表示を同期します。Scratchでこんなことができるんだと、みんな関心していました。クラウド変数は、使ったことない人がほとんどかと思いますが、クラウド変数やスクラッチャーについてみんなに説明してくれました。

ちょっとわかりにくいかな…

次のニンジャは、前回作ったシーソーゲームを、ScratchLinkを使ってmicro:bitで操作できるようにバージョンアップしました。
最初はScratchLink用のhexファイルをmicro:bitに書き込むところで手こずっていたようでしたが、他のニンジャたちに教わりながら解決したようです。みんなありがとう。

ScratchLinkのブームがまだまだ続きそう

今回初めて参加してくれたニンジャは、Scratchで作ったアニメーションの作品を見せてくれました。キャラクタが動き回って派手なアクションで戦うアニメーションです。

こういう作品、みんな好きだよな。

最後は、micro:bitに接続する写真のようなLEDを持ってきたニンジャです。
点灯するLEDの位置をGoogleスプレッドシートでチェックして、1つずつONにしていたみたいです。micro:bitのLEDと違って、好きな色で表示できるそうで、今回は名前を表示して見せてくれましたが、まだまだいろんなことができそうですね。


今回、ニンジャ同士が効果音のダウンロードについて話していたんですが、利用規約まで気にしながらダウンロードしているみたいでした。今どきの小学生の常識なんでしょうか。みんなちょっと頼もしく思いました。

さて、今回もご参加ありがとうございました。
次回は、2月5日(土)の予定ですが、新型コロナウイルスの状況によっては、中止・延期の可能性があります。ご了承ください。