第33回開催レポート

第33回 CoderDojo 戸田公園の開催レポートです。
学校はまだ始まっていませんが、4月1日(土)ですので今日から新年度、参加の6名のニンジャには、新しい学年での自己紹介をしてもらいました。
全く関係ありませんが、四月一日と書いて「わたぬき」という苗字があるそうです。何の関係もありません。

ラズベリーパイを持ってきたニンジャがいまして、配線やOSのインストールをして、みんなに紹介してくれました。ラズベリーパイは、CoderDojo 戸田公園ではおそらく初登場ですが、さすがニンジャのみんな名前は聞いたことがあるみたいです。

OSのインストールをしているところ

ブラウザでScratchを動かしたり、ちょっと遅いけど小さいコンピュータという感じでみんな見ていました。
micro:bitのようにセンサーや部品を接続して操作できるようにしたいそうです。

このニンジャの年長さんの妹さんも一緒に参加してくれたのですが、ネコが海の中で、サメやタコから逃げまわるScratchのゲームを見せてくれました。年長さんですが、大きな声でしっかり発表してくれて、とっても感心しました。作品もとてもよくできていました。

コスチュームを変えたり、セリフが出たり細かく作ってありました

小3のニンジャは、マイクラにmodを入れて色々な武器を作った。とのことで作るところ、使うところを見せてくれました。そういえばScratchでも、武器や攻撃パターンをたくさん作り込んだ作品をいつも見せてくれます。環境が違ってもやりたいことはブレないんだなぁと思いました。

自分で作った武器を装備して戦うところ。もしかして無敵?

Scratchで、分数の足し算に取り組んだニンジャもいました。
分数の足し算は、
①分母の最小公倍数を求めて
②通分
③分子同士を足し算して
④約分
という手順になるかと思いますが、今日は通分までできたということで、見せてくれました。

分子と分母を設定すると、通分します

問題をプログラミングで解決する手順をしっかり理解できているので、次来るときは、完成版が見せてもらえそうです。

前回「ホテル経営」ゲームを作成していたニンジャは、さらに完成度をあげてきました。コンビニや浴場を設置したり、借入金に利息がついたり返済したり、ホテルのランクが表示されたりしていました。

とてもよく考えて作っているのがわかります…

まだまだどんどんバージョンアップしていきそうな楽しみな作品です。

さらにこのニンジャは、もう一つ、前回参加してくれたニンジャがマインクラフトで作ったギロチン(←動かない)を見て、動作するギロチンと、プレイヤーが死ぬギロチンを作ってきてくれました。

スイッチを押すと刃が落ちる…

他のニンジャの作品を参考にしてさらに進化させたり、またこの作品を見て、最初のニンジャや別のニンジャが新しい作品を作ったりしてくれると、CoderDojoをやっていてよかったなととてもうれしく思います。

最後のニンジャは、「絶対音感」ゲーム。Scratchが鳴らした音の音階を当てるゲームです。マウスクリックに加えてmicro:bitでも回答を入力できるようになっています。半音(♭←こんなやつ)もあるからさらに難しくなっていますが、2択で正解率が50%くらいになるように調整しているとのこと。それでも余裕でわかりません…

全問正解できる人いますか!?

参加してくれるニンジャがみんな一生懸命発表してくれるので、いつも終了時刻が遅くなってしまいすみません。そして楽しい作品をいつもありがとうございます。

次回は、ゴールデンウィークを避けて5月13日(土)の開催予定となっています。ご都合よろしければぜひご参加ください。